ビジネスチャット比較5選!料金や特徴を解説

従来のメールや電話とは違い、よりスピーディーかつ、気軽にコミュニケーションが取れることからビジネスチャットを導入する企業が増えてきています。 社内での情報共有やタスク管理の手軽さや、音声通話・ビデオ通話が可能なことから現在推進されているテレワークとも相性が良いです。

しかしビジネスチャットツールの種類は多く、さらに機能や特徴が異なるためどれを導入するか迷っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそれぞれの機能や特徴、選ぶポイントなどについてご紹介します。

Slack

世界No.1のシェアを持つSlackはビジネスシーンでの利用を想定して設計されており、豊富な機能と高いカスタマイズ性からIT企業を中心に支持されています。

出典:Slack

Slackの特徴

  • 多くの外部ツールとの連携が可能
  • チームやプロジェクト別にチャンネルを分けて利用できる
  • どんな種類のファイルも共有可能

料金・プラン

無料のフリープランは検索可能な直近1万メッセージまで、ファイルストレージが5GBまでなどの機能制限があります。

有料版のスタンダードプラン(中小企業向け)は、月額850円(1人あたり/年払いの場合、以下同)。プラスプラン(大企業向け)は月額1600円です。

Chatwork

国産のビジネスチャットツールで国内シェアNo.1を誇るChatwork。使いやすいシンプルなデザインと分かりやすい機能で人気です。

出典:Chatwork

Chatworkの特徴

  • タスク管理ができる
  • 簡単に外部の人を招待可能
  • セキュリティ水準が高い

料金・プラン

無料のフリープランはグループチャット数は累計14個まで作成・参加可能、ファイルストレージが5GBまでで広告が表示されるなどの機能制限があります。

有料版のパーソナルプラン(個人向け)は月額400円(1人あたり/年払いの場合、以下同)。ビジネスプラン(組織向け)は月額500円。また、管理機能を強化したエンタープライズプランは月額800円です。

Microsoft Teams

Microsoft社が提供するコラボレーションプラットフォームで、各種「Microsoft 365(旧称Office 365)」ツールと連携できる機能などが搭載されています。

出典:Microsoft Teams

Microsoft Teamsの特徴

  • Microsoftのツールとの連携可能
  • 30以上の言語翻訳機能がある
  • 最大1,000人までオンライン会議可能

料金・プラン

無料版のMicrosoft Teamsは個人のストレージ容量が2GBまで、一部アプリの機能制限などがあります。 既にMicrosoft 365と契約済の場合は追加料金なしで利用できます。

導入していない場合は新たにMicrosoft 365 Business Basic(月額540円/ユーザー)、Microsoft 365 Business Standard(月額1,360円/ユーザー)、Office 365 E3(月額2,170円/ユーザー)、などのプランを利用する必要があります。

LINE WORKS

個人向けチャットで多くの人に使用されている、LINEのビジネス版。LINEと高い親和性を持つためスムーズに利用できます。

出典:LINE WORKS

LINE WORKSの特徴

  • 既読機能がある
  • カレンダーやフォルダ共有など情報共有が簡単
  • ITに強くない人でも使いやすい

料金・プラン

無料版ではSLA(サービス品質保証)対象外や広告が表示されるなどの機能制限があります。

有料版はライトプランが月額300円(1人あたり/年払いの場合、以下同)。ベーシックプランが月額500円。プレミアムプランは月額1000円です。

Workplace

個人SNSで有名なFacebookが提供するクラウド型ビジネスチャットです。企業のコミュニケーションツールとして利用することを想定しており、Facebookを触ったことがある方は馴染みやすいUIです。

出典:Workplace

Workplaceの特徴

  • 外部ツール連携とできる
  • いいね!機能があり気軽にコミニュケーションが取れる
  • ファイルストレージの制限がない

料金・プラン

無料版のエッセンシャルプランは利用できるグループ数に制限があります。

有料版は組織図などが追加されたアドバンスプランが月額4ドル(1ユーザーあたり、以下同)。よりセキュリティが強化され、管理者機能が追加されたエンタープライズプランが月額8ドルです。

ビジネスチャットの比較ポイント

新たにビジネスチャットの導入を検討している場合、「コスト」「セキュリティ」「機能」の3つのポイントに注意し最適なツールを選択することが大切です。

各ビジネスチャットの無料プランや無料トライアル期間を使用して、使い勝手や自社にあっているかどうかを判断するのも良いでしょう。

料金(月額) ※年払いの場合 無料プラン
Slack 850円(ビジネス)
1,600円(プラス)
Chatwork 500円(ビジネス)
800円(エンタープライズ)
Microsoft Teams パッケージプランにより異なる
LINE WORKS 300円(ライト)
500円(ベーシック)
1,000円(プレミアム)
Workplace 4ドル(アドバンス)
8ドル(エンタープライズ)
VWS勤怠 JUNDI JUNDI