新型コロナウイルスの影響でリモートワークが働き方として主流になり、空いた時間で副業を始める人が増えてきました。
本業の仕事が減り、減給してしまった人なども多くいる現代では副業の需要は高まるばかりです。
副業についての知識や、自分にどんな稼ぎ方が合っているのかを知っていないと副業は難しいと感じるかもしれません。
今回は、初心者にもおすすめできるおすすめの副業ツールをご紹介していきます。
副業のメリット
収入源が増える
当然のことですが、副業を始めると本業以外の収入源ができることになります。
新型コロナウイルスの影響で本業が減給されてしまう場合なども考慮した時、リスクヘッジとして新たな収入源を持つことは今後重要になってきます。
「安定」という言葉は現代ではもう信用性がなく、一本の収入源に頼りきってしまうことはとても危険だということは広く普遍的な認識になりました。
新たなスキルや経験の取得
本業だけでは本来得ることのできない経験やスキルを副業によって得ることができます。
歳をとるにつれ、新たな経験というものは減っていく中で副業は本業でのキャリアアップに繋がる経験ができる可能性が高いです。
例えば本業で営業職についている人が、副業で制作系の新たなスキルを得るようになった場合、仕事の幅や話すことのできるネタにもつながります。
起業や転職のイメージがつきやすい
「定年まで一つの企業に勤める」という認識は、現代ではもう存在しません。
起業や転職が当たり前となり、挑戦の機会が多くなりました。
ただ起業や転職も簡単なものではなく、一番の不安要素は新しい環境下に自分を置くことのイメージのし辛さや、「本当に辞めてしまって大丈夫か」という心配です。
副業をしていれば、自分で新しくお金を稼ぐことができ将来のイメージもその分つきやすくなります。
副業が軌道に乗ればその道で新たな仕事人生をスタートすることもできます。
「起業したいけど何をすればいいか分からない」という考えで踏みとどまっている方は、一度副業から始めてみてはいかがでしょうか?
初心者におすすめ大人気副業ツール5選
ココナラ
出典:ココナラ
初心者が手を出しやすい副業ツールの代表格がこの『ココナラ』というサービスです。
『ココナラ』は副業プラットフォームとしては珍しいスタイルで、自分のスキルのフリーマーケットの様な形式です。
スキルの売り手側が、「私は〇〇ができます!」とアピールし、クライアントにそのスキルを買ってもらう方法でお金を稼ぐことができます。
企業からの募集があり、それに「私たちが応募して採用されれば仕事ができる」という形ではないので、自分で仕事を選ぶことができるというメリットがあります。
案件内容としては、イラストやデザイン系、語学や占いなど、様々です。
「こういう仕事が昔からやりたかった」という実現できなかったことをできる機会が『ココナラ』にはたくさん転がっています。
金額も自分で設定できるため、一から全て自分でできます。
買ってもらえない状態が続く様なら、どうすれば買ってもらえるのかを考えながら工夫することができます。
経営スキルの向上や、自分のスキルが幾らで買ってもらえるのかなどを知ることができるため、『ココナラ』は副業の知識がまだあまりない方には特におすすめの副業ツールです。
※詳しくは公式HPをご確認ください。
https://coconala.com/
クラウドワークス
出典:クラウドワークス
『クラウドワークス』は業界最大のクラウドソーシングサービスです。
登録者や仕事の種類も豊富で、まだ副業を始めて間もない方や始めようとしている方におすすめのサービスです。
スマホ用アプリもあるので、隙間時間で案件を探すことや募集に応募することも可能なので時間を無駄にしなくて済みます。
自分でプロフィールを設定する際に、希望の仕事や働き方を書くことができるので、企業や依頼側はそれを見てスカウトしてくれることもあります。
誰でもできる入力系の仕事や文章の校正など事務作業が多く存在します。
副業初心者の方は、どんな仕事で働きたいかに最初はこだわらずに簡単な仕事からやってみることをおすすめします。
色々な仕事をやっていると、自分に合っているものが分かってきます。
『クラウドワークス』は初心者でもできる簡単な案件が多いので安心して始めることができます。
『クラウドワークス』の注意点としては、案件数が膨大な為その分質の悪いクライアントに遭遇してしまったり、登録者も多いので人気の募集には応募が殺到し、実績がある応募者が優先的に採用されてしまう場合があります。
そのため慣れるまでは簡単且つレビューが高いクライアントかをチェックしてからの応募が好ましいです。
※詳しくは公式HPをご確認ください。
https://crowdworks.jp/
PIXTA
出典:PIXTA
写真撮影が趣味な方などにおすすめな副業ツールで、自分で撮った写真の売買ができます。
販売する際の基準も設けられており、ピントがボケている写真などはNGとされているので、質の高い撮影技術が必要になりますが、元々趣味でカメラを持っているという方には特におすすめします。
写真を販売することは誰でもできますが、買ってもらえないと報酬は発生しません。
そのため買ってもらえるにはどういった工夫が必要かを考えなくてはなりません。
例えば、撮影技術に自信がないのであれば、あまり検索されないニッチな写真を販売するなど。
有名どころの写真はページ内で埋もれてしまうので、隙間を狙ったり目を引くような写真、もしくは画質で勝負するなど、販売力も試されます。
※詳しくは公式HPをご確認ください。
https://pixta.jp/
ランサーズ
出典:ランサーズ
『ランサーズ』もクラウドワークスと同じくクラウドソーシングサービスの一つで国内最大級です。
案件は以下の大きく3つに分類されます。
・タスク型
・コンペ型
・プロジェクト側
タスク型
一番簡単にできる方法で、スキルや経験が何もなくても参加でき、初心者におすすめです。
金額はその分安いですが、簡単な仕事が多いです。
『データ入力』『アンケート』などの仕事になります。
企業は大人数に募集を出し、その大人数でそれぞれのタスクを遂行するというイメージです。
「案件1件につき〇〇円」という形式で募集がかかるので分かりやすく、手を出しやすいというメリットがあります。
コンペ型
コンペ型は副業中級者〜上級者向けのもの(初心者でもできます)で、成果物をクライアントに提出し、クライアントがその成果物を評価し、採用されると報酬がもらえるという形式です。
逆を言うと、成果物を提出しても気に入ってもらえないと報酬がもらえないので「もらえたらいいな」くらいの気持ちで参加することになります。
その分コンペ型は報酬が高いものが多く見られます。
コンペ型の案件には「ロゴデザイン」や「ネーミング」などという「案を出して採用されれば報酬が貰えるスタイル」です。
プロジェクト型
プロジェクト型は副業上級者向けです。
募集されている案件に対して、私たちが希望する金額を提示して双方の合意が得られた場合に契約成立となります。
提案は誰でもできますが、クライアント側が契約する人を選出して、選ばれた人だけがその仕事をできる形式なので、高いスキルや経験が求められます。
その分、プロジェクト型は報酬が他よりも高いです。
慣れてきたらプロジェクト型に挑戦してみてもいいと思います。
※詳しくは公式HPをご確認ください。
https://www.lancers.jp/
BASE
出典:BASE
最近SMAPの香取慎吾さんが出演しているテレビCMが有名な『BASE』。
『BASE』は自分で作った作品などをオンラインで販売できるサービスです。
従来はメルカリやヤフオクでもハンドメイド作品などを販売できましたが、それらと大きく違う点が一つあります。
それは「自分のお店をつくることができる」ということです。
タイムライン上に出品するメルカリとは違い、お店を作ることができるのでお店のファンを増やせば増やすほど収入も増やしやすくなります。
自分のコミュニティを作って基盤ができてしまえば、購入率も上がります。
お店を立ち上げるのには、膨大な資金が必要ですがネットでお店を開くのであれば費用がかかりません。
制作系が得意な方は、販売する商品にこだわるのももちろんですが、「どうすればファンを増やせるか」も考えながらお店を運営することで販売力や経営力も養うことができます。
「いつか自分のお店を持ちたい」という夢があった人には『BASE』で簡単にお店を開けますので是非この機会に挑戦してみてください。
※詳しくは公式HPをご確認ください。
https://thebase.in/
まとめ
副業は、新たな収入源の獲得だけでなく「スキル」や「経験」を新たに得ることができるのでメリットが多いです。
本業一本で生きていく人生と、様々な経験をして生きていくかは好みが分かれますが、少なくとも副業によって得た経験が本業で活きてくる可能性は多いにあります。
副業は基本的には自分一人で始めることになるので、知っておくべきことや挑戦する勇気も必要ですが現代の日本社会では副業を始める人が年々増えてきています。
少しでも興味があるのであれば、簡単なものからやってみることをおすすめします。
自分でも気づかなかった才能が開花する可能性もあり、今よりももっと充実した毎日が訪れるかもしれません。
ただ注意点としては、本業に支障が出るような働き方はおすすめしません。本業と副業どちらも中途半端になってしまうと自分のやりたいことがブレ始めます。
転職や起業を考えている人は、計画的に副業を始めることをおすすめします。
昔からやりたかったことなどを諦めていた人はこの機会に副業として始めてみてはいかがでしょうか。